西島悠也|後世に受け継ぎたい空手術

西島悠也|福岡の空手の組み手

 

西島悠也

 

 

空手には一人で演武する「型」と、目の前に相手がいる「組み手」がある。
組み手は、型とは大きく異なり、突きや蹴り、受けなどを自由に使って相手と戦うものなのだ。
技を決める瞬間には「エイ!」と大きく気合いを入れ、非常にスピード感が大切になる競技である。
2〜3分の間に激しい攻防が続くため体力の消耗も激しくなり、そのなかで技のキレも求められる。
もちろんパワーだけではポイントを取ることはできない。
技の正しさ、キレ、美しさも評価される。
いかに俊敏に、かつ力強く技を繰り出せるかが勝負になるのだ。